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はじめに

遅めの夏休みを21日から9月後半の連休とあわせてとったまではいいが、「どこかに出かけるのかどうか」という 点は未だもって話が先に進まない。今日はもう9月17日だ。今朝も同じ問いを繰り返すばかりだった・・
以前から気になっていたところといえば「四国」。うどんを食べたいというのもあるし、景色では四万十川 を一度観てみたいと思っていた。ただ、それ以外の観光地が今ひとつ決めきれず自分たちの「旅行イメージ」につな がらないのだ。

で、これがどうなったかというと、ただいま時刻は午前9時・・「よし、今から四国へうどん食べに行くか」。 恒例の無計画ドライブと化した。急いで身支度して、ガイドをもって慌てて家を出た。


淡路島SAにて

車は宝塚ICから入り、西宮山口から阪神高速北神戸線を経由し舞子へ抜けるルートで順調に進んだ。西宮SAは入 口から列をなす混み具合だったので、とりあえず明石大橋を渡ったところにある淡路SAに入った。

淡路SAは明石海峡を一望できる絶好のロケーションをもつだけでなく、土産物や名物を色々と扱っていてぶらつく だけでも楽しい。中でも、自動販売機が並ぶところに一緒にある、「たけやん」は必見だ(というほど大層 な話でもないが)。

「たけやん」とは竹ちくわで、ジュースの紙パックのようなパッケージに入っている。紙パックだけ並べているとジ ュースと間違えられると思ってか、2パックほどは「ちくわですよ〜」と少しパックからちくわをのぞかせている。

また、ご丁寧に上段は2本入り(250円)、下段は1本入り(130円)と利用者のニーズに合わせてチョイスで きるようになっている。今回はうどんめぐりをするので、買うのは控えたが是非ゲットしたい一品だ。




1軒目:うどん本陣山田家

いくつかのうどんやを巡ろうと考えいてる中で、この「うどん本陣山田家」が今回、絶対来ようと決めていた ところだ。家族全員がファンの番組『水曜どうでしょう』で幾度と登場する店なのだ。

テレビでは断片的にしか分からなかったが、実際に行ってみると構えが凄い・・もともと造り酒屋らしく趣があるの だが、真っ先に「うわっ、でか!(とにかく大きい)」「うわっ、ひろ!(とにかく広い)」と感じる、どっ しりとした威厳ある構えだった。

大きな提灯がある長屋門をくぐると、インカムをつけた男性が案内をしてくれる。普段は混雑するのか案内もシステマ チックに手際よい。でも、スタッフの対応は決してドライでなく好感がもてた。幾つかの建物に分かれており、我々は 離れに通された。

メニューを見ると大阪のうどん屋と異なり、どういったものか分からないものもある。注文は、 「ざるぶっかけ」(写真左)(530円)にした。

麺の表面はツルツルで、中はべたっとすることなくしっかりとしたコシが味わえる。かけるだしも風味よく、すぐに平ら げてしまった。「どうでしょう」スタッフが、「ん、うまい!」という気持ちがよく分かった。

「うどん本陣山田家」香川県木田郡牟礼町牟礼3186  tel.0120-04-6522  10:00〜20:00年中無休


2軒目:赤坂製麺所

「うどん本陣山田家」を出発すると、その足で高松市街を経由し綾南町へ。メディアでもよく取り上げられる「赤坂製麺所」へ 向かう。

計画性がない時に困るのは、地図。「この四国広域の漠然とした地図でとある製麺所を探せるのかよ!」

「うどん本陣 山田屋」などであれば店舗が大きいので探しやすいが、「赤坂製麺所」になると近所にある目印で紹介されているため、 「そもそもそのあたりまではどうやって行くんだよ。百十四銀行の向かいって、その百十四銀行はどこなんだよ」

・・こうわめきながらも現地入りできる凄さ。少し走れば店を見つけることができた。

いや〜ディープ。この店構えには脱帽だ。超有名店でありながらそれを一切感じさせない。こういうのがいい。妙に感動し ながら店に入れば、おかあちゃんのひと一言。「いらっしゃいませ〜よ〜」。思わず新喜劇みたいに倒れそうに なった。

「だし」で食べるか「醤油」で食べるかを聞かれて、今回は醤油にした。麺だけが入った器を渡され「そこにある ネギをはさみで切ってな〜」。あとは、「そのチーズの箱にお金入れといて〜・・サンキューベリマッチ」。一杯150円なり。

そのまま器をもって、店の外へ。天気がいいから外で食べることにした(店の中で食べる場所を見つけるのが難しかった)。

「うどん本陣山田家」とは全く異なる食感。讃岐うどんのコシの強さとかを期待すると今一つかもしれない。ここは、どちら かというと、もともと素麺屋なので喉越しのなめらかな、柔らかい麺が特長だ。スルスルと喉を通る感覚は、是非一度味わっ て欲しい。

赤坂製麺所綾歌郡綾南町陶5781-6  tel.087-876-2104
           8:00〜17:00第1水曜


3軒目:池上製麺所

さて、3軒目は高松にある「池上製麺所」だ。昼も夕方も営業時間が短いため、候補に挙げていなかったが、うまく時間が あいそうだったので、車を走らせた。途中、道が分からなくなったのでコンビニエンスストアで聞くと道は分かったが、営業は昼 だけではないかと不安なコメントをくれた。

県道176号線にあるマルヨシセンター横の細い路地を入ると、すぐに行列が見えた。先の2店はすぐに注文できたが、ここはそうはいかないようだ。
少しずつ中に入ると完全な製麺所だ。まるで社会見学にきている気分だ。

注文は、「温かい」「冷たい」のチョイスとうどんの玉数を告げる。うどんひと玉は70円だ。これにてんぷらや玉子を自分 でトッピングして料金を支払うシステムだ。今回は、冷たいのを注文し、ネギをいれ醤油に加えお酢を少々入れて食べた。これで70円か・・安いなあ。

麺のつやよろしく、コシがほどよい喉越しすっきりのタイプで、うどん屋はしご3軒目でも全然イケる。この酢で食べるのもいいなあ。

ここのおばあちゃんも有名だ。気さくで明るいるみおばあちゃんも店内にいて、土産ものの担当をしていた。みなに話しかけ てはニコニコしていた。

池上製麺所高松市鶴市町1009  tel.087-882-3263
           10:00〜12:30頃、16:00〜17:00頃 年中無休


4軒目:さぬき源平うどん

18時を回ったが、どのうどん屋もそれほど遅くまで営業はしていない。そんな中、向かったのが「さぬき源平うどん」だ。時間的 にも今回はここまでのようだ。国道11号線を高松から東へ向かい、琴電湯元駅から北上すると左手に見える。

順調にきたうどんめぐりだったが、ここで失敗した。店を失敗したのではなく、注文したものが失敗だったのだ。実は醤油のうどんを続けて 食べてきたので、ここではきつねうどんのように温かいダシで食べたかったのだ。

メニューの「かけ」には気づかず、「ぶっかけ」しかも2玉を注文した。

これが、濃い甘めのタレがかかったやつだったのだ。これは地獄。すっかり口の中はきつねうどんだったのに、よりによって辛い くらい味の濃いのが出てくるなんて。しかも、ここだけ2玉頼んじゃったよ・・

麺のコシは楽しめたが、もう途中から腹は一杯になるし、飽きちゃって嫌な思いをして平らげた。

さぬき源平うどん高松市屋島西町1350-22  tel.087-841-6010  10:00〜19:00 年中無休



それぞれに個性あるうどんが堪能できたが、少し遅めの出発ながら日帰りでもこれだけ回れたので、また機会があれば色んな店を巡ってみたいと思う。


■撮影日:2005年9月17日(土)

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