
みんなで歩く山(Sagami家版)
ここは鳥取県の大山山頂。標高は、
1710.6mです。大山下の駐車場から
1000m近くの標高差を、約3時間かけ
て登ってきました。ブナの林をぬけ、低
木帯を通り、ダイセンキャラボクの中に
渡された歩道を歩いて来ました。
遠く日本海も望めます。やっぱり、山は
いいな。(1998,5,23)
「思い出の山々(マキコとともに)」
「六甲と北摂の山々(みんなとともに)」
「わが家の大山、立山登頂記(1998)」
「北摂丹波の山ある記1」(マキコ父)
「北摂丹波の山ある記2」(マキコ父)
「北摂丹波の山ある記3(一部は但馬、播磨)」(マキコ父)
思い出の山々
知的障害のある次女は、身体的発達も遅れていました。私たちが子連れの登山を始めたのは、この子の
体を鍛えるためでした。はじめのうち娘は足が弱く、低い山に押したり、引っ張ったりして登り、下るときも体
を支えながら時間をかけて下りました。これができたのは、わが家のすぐ近くに高さ300mほどの適当な山
があったからでした。
鳥海山
東北地方の鳥海山に行ったのは、小5の時でした。鉾立から鳥ノ海まで登りましたが、標準のコースタイム
の倍、時間がかかりました。途中でグズグズ言うのをなだめたり、叱ったりしながらの山歩きでした。美しい
雪渓や、高山植物を見る余裕はありませんでした。
西穂高
小6の時、北アルプスの新穂高温泉からロープウェイで山上へ。千石尾根を西穂山荘まで歩きました。
この時もグズグズ言って立ち止まることがありました。
翌日、上高地のホテルでケーキを食べるときは元気だったのに。
武奈ガ岳
中1の時、比良山系の武奈ガ岳に登りました。リフト、ロープウェイを乗り継ぎ、八雲ガ原から山頂へ。この
時は、ほぼ地図のコースタイム通り。私たちは、これで山登りに自信がついたのでした。
愛宕山
京都の町から見える山で、最も高いのが愛宕山。清滝からの表参道は険しい坂道なので、わが家はいつも
裏から登ります。北西にある原という村まで車で行き、そこから歩きます。これが一番楽なコース。そして神社
で「火の用心」のお札を買って帰ります。
氷ノ山
18歳の夏、兵庫県最高峰の氷ノ山に登りました。大段ヶ平から約1時間半で山頂に着きました。クマの生息
地域なので、鈴を鳴らして、ラジオをかけながら歩きました。マキコは「お父さん、鈴でクマにおいで、おいでっ
て呼んでるの?」と、面白いことを言っていました。
六甲と北摂の山々
みんなで六甲越え
何か大きなことを成し遂げたときの感激と充足感を、障害児とその親に味わってもらうことができたら、そして
それがよい思い出にもなったら、という思いから私と家内で「親と子で六甲山に登る会」を計画しました。 わが
町から見える、一番高い山六甲山に、ケーブルにも車にも乗らずに登って、山の後ろの有馬温泉まで歩こうと
いう計画です。
1996年5月、集まったのはわが町の知的障害を持つ子とその親16人。天気は曇り。9時30分、阪急芦屋川
駅からスタートです。約30分で高座の滝に着くと、さっそくイノシシの親子のお出迎えです。子どもたちよりお母
さん方が大喜びでした。
ここから約1時間が、最大の難所、ロックガーデンの登りです。ロープをつかんで岩場をよじ登ったり、悪戦苦
闘しながら、風吹岩に到着。海を眺めながら、風に吹かれて小休止です。
その後、山道は平坦と起伏を繰り返し、最後に急坂を登って、1時間で雨ガ峠着。草の上でお弁当を食べまし
た。眼下にゴルフ場が見下ろせます。
そこからいったん住吉川の上流に下りて、いよいよ最後の急坂「七曲り」、一気に上り詰めると、そこが六甲最
高峰(931m)。脱落者もなく、感激の記念撮影。山頂を極めた喜びで、全員が満足顔でした。
あとは有馬温泉まで、魚屋道を下るのみ。予定通り、4時前には有馬に着きました。 やればできる。子どもた
ちの持つ可能性を、これからも大いに引き出し、彼らに素敵な夢を持たせてあげたいと思います。
みんなで再度公園へ
気軽に行けるハイキングコースとして、再び知的障害を持つ子とその親のために企画したのが、神戸の再度
(ふたたび)公園へ布引から登るコースです。
三宮駅から新神戸駅へ、地下鉄に乗らずに、ここは歩きましょう。新神戸駅から布引の滝を眺めて急坂を登る
ところが、実は一番しんどいところです。頭上をハーブ園に向かうゴンドラが通過するのを眺めながら、我慢して
登ると布引貯水池、あとは市が原まで、道は平坦です。
川原で休憩した後、道は登りになり、右手の谷道を登り詰め、車の通る道の下をくぐったら再度公園です。売
店あり、トイレあり、貸しボートあり、広場あり。近くには外人墓地もあり、ここでお弁当。
帰り道は、大竜寺を通って堂徳山へ、急坂を下って北野異人館街に向かうのが、三宮への一番の近道です。
1996年の秋、二度、皆さんと歩いてみました。
みんなで登る三草山
大阪府能勢町と兵庫県猪名川町の境界にある三草山は、美しい姿で山頂からの見晴らしのよい山です。私
たちの参加している宿泊訓練施設「きのこの村」は、この山の東側の山村にあります。施設からの登山道は、
普段あまり人が通らないので下草が伸び、イバラが生い茂って、歩行がやや困難です。ですが登ること約30
分で、「ゼフィルスの森」と名付けられたトラスト協会の管理する森があります。この森はヒロオビミドリシジミ
という希少な蝶が生息する森で、この蝶はナラガシワの木に卵を産み付けるそうです。
森を抜けると、道は緩やかな尾根を通り、最後の急坂を登ると三草山の山頂です。出発してから約1時間30分
で到着です。この山には、反対側の西方から登る道が本道で休日などは登山者も多く、山頂は小さな広場にな
っていて、眺望もよくお弁当を開けるには最適の場所です。
「きのこの村」からの、みんなの山歩きは、いつも三草山です。
・武庫川ダムについて考えよう 北摂西部を流れる武庫川の中流にダムを造る計画があります。
治水、レクリエーションが目的だそうですが、実際は・・・