蓄音器とSPレコードの暖かい音楽を聴いていただく機会を 大切にしています。

2001年10月2日には、
宝塚阪急(デパート)の「イタリアンフェア」の催しの一つとして
「蓄音器で奏でるイタリアの音楽とおはなし」を
同百貨店内レストラン「収穫祭」にて午後3時〜4時行いました。

当日午後1時に大野さんにボンゴで迎えに来てもらい、
ビクトローラVV4−70 C2036(コンソール型)を
積み込んで池田の自宅を出発、30分ほどで宝塚阪急に到着。
しばらく待って会場のレストランに運び込みイスや机が整って
プレスリーのレコードで試聴、20席の会場では音量が大きすぎるくらい。
元・阪急の尾田先輩が顔を見せ、一緒に店長室へ挨拶に行く。
やがて時間が迫ってくると、次々とお客様の来られ、
貴島先輩も駆けつけてくださり、亘、井ノ口先輩、杉本夫妻、
太村さん親娘、瀬戸さん、中西さん、林さん、
そして名古谷さん親娘と半分は知人で埋まる。うれしいことです。
コミュニティー・ホームページの取材も入って写真も撮っていただき
記録が残るので感謝。

曲順 曲名 演奏者
カプリ島 ザ・ウェイントラウエス・シンコペイターズ
フニクリ・フニクラ グレース・ムーア
アンナ シルヴァーナ・マンガーノ
乾杯の歌 ディアナ・ダービン
ドリゴのセレナーデ マルセル・モイーズ
帰れソレントへ 波岡惣一郎
サンタ・ルチア ティト・スキーパ
ああ、そはかの人か アメリータ・ガリ=クルチとティト・スキーパ
オー・ソレ・ミオ エンリコ・カルーソー
10 女心の歌 エンリコ・カルーソー

セミナー報告
イタリアフェア開催時に、イタリアに関係する3つのセミナーが実施されました。

【エルコレ・アベ-ラさんトークショー】   9月27日(木)
宝塚に誕生して55周年を迎える「アモーレ・アベーラ」のオーナーェフが登場。イタリアの食文化やお料理について楽しくお話いただきました。

【イタリア家庭料理セミナー】    10月1日(月)
宝塚でイタリア家庭料理教室「BRAVA CUOCA」を主宰されている河瀬睦子先生に、パスタ料理についてお話いただきました。


【ちこんき(蓄音器)で奏でるイタリアの音楽とおはなし】    10月2日(火)
池田市在住の音楽エッセイスト川村輝夫さん秘蔵の手巻き蓄音器でイタリア音楽を奏でてくださいました。≪詳しくは下記↓≫

◆当日セミナー会場は、懐かしい蓄音器の響きと川村さんの楽しいおしゃべりを聴きたいという方達が、ご夫婦やお友達、親子で参加され、たいへんな熱気の中でコンサートは始まりました。今回は、エンリコ・カルーソーの『オー・ソレ・ミオ』、ディアナ・ダービンの『乾杯の歌』、グレース・ムーアの『フニクリ・フニクラ』など、カンツォーネ、ナポリ民謡、アリア、映画音楽などイタリアにまつわる音楽を全12曲演奏していただきました。今ではSPでしか聴くことのできない貴重なレコードが聴けただけでなく、1曲1曲川村さん自らが、いい音を出すためにと、針を替え、蓄音器のハンドルを回して下さったので、ファンの方の感慨もひとしおのようでした。



◆川村さんがレコードや針を替えながら、そのレコードにまつわる懐かしいハリウッド映画のお話やオペラ歌手のエピソードを解説されると、ご年配のお客様方は、大きくうなづいて「あの映画見ましたよ」などとおしゃべりをされ、懐かしいメロディとともに若き日の思い出にひたっていらっしゃいました。また、手に入りにくいレコードジャケットや映画雑誌、知っている方も少なくなった竹針や鉄針など、川村さん秘蔵のコレクションも参加者の方が手にとって見ることができました。蓄音器の音はCDにない温かみがあり、不思議なやすらぎと懐かしさを感じさせるコンサートで、参加者の方は大満足していらっしゃった様子でした。



※川村輝夫・略歴

1942年(昭和17年)池田市生まれ、池田市で育ち、関西学院大学在学中は、グリークラブ指揮者として活躍。卒業後、京都放送に入社、ラジオ・テレビ番組制作に携わり数々の人気番組を世に送り出す。
2000年2月に京都放送を退社。音楽評論家、映画評論家、エッセイスト、青山音楽賞選考委員、合唱指揮、などで活動中。